採用コストの計算方法

現在、日本の採用市場は売り手市場が続いており、企業同士の人材獲得の競争が年々激しくなっております。今回は採用活動において重要となる採用コストの計算方法についてご紹介します。

 

採用コストの計算方法

「採用コスト」とは企業の人材採用にかかる経費のことを意味します。採用コストは大きく分けて「外部コスト」と「内部コスト」の二つに分類することができます。
 

・採用コストの計算方法

一般的な採用コストの算出方法は以下の通りです。
「人材採用にかかった総額」÷「採用した人数」=「一人当たりの採用にかかった経費」
 
一人当たりの採用にかかった経費は採用単価とも言います。採用コストを抑えるためには、まず、人材採用にかかった経費の総額の洗い出しと整理をして採用単価を計算することが必要です。その際、「外部コスト」と「内部コスト」に分けてそれぞれ考えることが重要となります。
 
内部コスト:採用活動を自社のリソースで実施する場合に発生する費用
外部コスト:採用活動を人材コンサルタントや人材派遣業者に外注する場合に発生する費用
 
中途採用にかかる採用コストは、求人広告費や人材紹介会社への紹介料などといった外部コストの方が大きく割合を占めます。採用コストを抑えて優秀な人材を確保するには、何を自社で行い、何を外注するかを的確に判断して計画・管理・運用していくことが採用成功へのプロセスとなります。
 
 

自社の採用コストは高いのかを計算

では、自社の採用コストは平均と比べて高いのでしょうか、安いのでしょうか。採用コストの平均数値と比べてると計算が可能になります。
 

・採用コストの平均について

株式会社マイナビの「中途採用状況調査」によると、2018年の中途採用の予算は平均781.9万円、実績は平均716.9万円。採用費用のうち人材紹介にかけた費用が平均489.3万円、求人広告にかけた費用が平均284.7万円という調査結果が報告されております。
 
それぞれ従業員数・業種・エリア別での平均値も出ておりますので、下記ページをご参考の上、平均値より高い項目がある場合は採用コストを下げる対策をご検討ください。
 
※参考:株式会社マイナビ「中途採用状況調査」
https://www.mynavi.jp/wp-content/uploads/2019/03/%E4%B8%AD%E9%80%94%E6%8E%A1%E7%94%A8%E7%8A%B6%E6%B3%81%E8%AA%BF%E6%9F%BB.pdf
 
売り手市場の中で企業同士の競争に勝ち残っていくためには、コストパフォーマンスの高い採用活動が重要となります。中途採用が活発になる1月〜3月にかけて、改めて採用コストの見直しを実施するのはいかがでしょうか。
なるべく安いコストで、優秀な人材を確保したいというのが人事の本音ではあります。
採用コストを抑えて優秀な人材を確保するには、適切な予算の振り分けが必要です。最近ではindeedのように掲載料が無料や安価な人材募集サイトなどもありますので、そう言ったサイトを利用するのも一つの手かもしれません。内部コスト、外部コストの洗い出しを行い、どこに予算を振り分けるのかを的確に判断の上、採用活動の計画・管理・運用を進めてまいりましょう。

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