若い世代を中心に「静かな退職(quiet quitting)」と呼ばれる言葉が広まっています。静かな退職とは、仕事観の変化によって生まれた新しい考えで、期待以上の成果は目指さない働き方を意味します。今回は静かな退職の流行の背景や今後の採用活動においての課題について考えてみたいと思います。

静かな退職とは・意味

2022年アメリカのTikTokkerの発言をきっかけに「静かな退職(quiet quitting)」という言葉が流行し始めました。静かな退職とは、「退職」という言葉が入っていますが、仕事を退職するわけではありません。与えられた最低限の仕事をこなし、期待以上の成果は目指さない働き方を意味します。Z世代およびミレニアル世代と呼ばれる若者を中心に仕事に対する価値観の変化によって生まれた新しい考えです。

静かな退職の新しい仕事観は、期待に縛られない働き方がワークライフバランスにつながるという賛同的な意見や、単なるサボり同然だという批判的な意見も含めて話題を呼び、世界的に広まっていきました。

静かな退職(quiet quitting)が流行する背景

静かな退職が流行する背景には、コロナ禍による労働環境の変化も深く関わっています。特に若い世代の仕事観に大きな影響を与え、「なぜ働くのか?」「働く意味とは?」と、自分の仕事に疑問を抱く若者が一気に増えました。

コロナ禍以前は仕事に追われて忙しく過ごしていた日々が、パンデミックの発生により、多くの企業で一時休業や自宅待機を余儀なくされました。必然的にひとりの時間が増え、仕事への向き合い方や今後のキャリアについて見つめ直す時間となりました。待機解除後は、時差出勤やテレワークといった新しい働き方が次第に広まるなど、コロナ禍はこれまでの働き方の価値観をアップデートさせるきっかけとなりました。

静かな退職が流行する世代の採用・求人

ワークライフバランス推進など、これまでも仕事と私生活とのバランスについては論じられていましたが、静かな退職の流行によって以前よりもその活動は活発になっています。
静かな退職には、ワークライフバランスを整える意味での賛同派と、サボり同然で仕事に対する意欲が感じられないという批判派で意見が二極化しています。特に上の世代は新しい価値観に対して批判的な捉え方をしており、若いうちはしっかり仕事をするべきだと考える人が多く見られます。

若い世代の採用活動において、静かな退職の価値観を持っていることは会社にとってデメリットになる可能性があります。例えば、向上心や積極性に欠ける人材は即戦力になりにくいため、人材の適性を見定めるのが難しくなります。 今後、人事担当として採用に関わる場合は慎重な見極めが必要となりますので十分に気をつけてください。

コロナ禍によって変わった若い世代の仕事観の特徴については、以下の関連記事にも纏めておりますのであわせてご参照ください。

・ロックダウン世代の採用活動
https://reiwa.careers/ichiran/lockdown-generation/

・ニューノーマル時代の採用活動・求人
https://reiwa.careers/ichiran/new-normal/

静かな退職する人は採用したくない!?

コロナ禍による影響もあり、仕事に対する考え方の価値観も変わってきています。若い世代の仕事観には著しい変化が見受けられ、静かな退職という言葉も生まれました。自分達の世代の価値観とは、大きく異なる価値観を持つ世代であることを念頭に採用を進める必要が出てきます。人事としては仕事に対して意欲的かつ向上心の高い人材を採用したいところですが、新しい働き方の価値観についても理解した上で採用活動を行っていきましょう。

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